【OMSA小学校落成式】今回初の試みについて(机にお名前を載せさせていただきました)
- 佐智恵 江見

- 3月26日
- 読了時間: 4分
OMSA小学校の落成式に参加するため、明日3月27日よりカンボジアへ行ってまいります。
ご支援のおかげで、無事に小学校を建設できたこと、そしてこのたび落成式に参加させていただけることに、心より感謝しております。本当にありがとうございます。
実は今回、初めての試みとして、OMSA小学校の教室の机に、ご支援くださった皆さまお一人おひとりのお名前を入れさせていただきました。
支援者の皆さまが、ご自身のお名前を残すためにご支援くださっているわけではないことも、十分に承知しております。
それでも今回、そこに至った理由についてお伝えしたく文章にまとめました。
以下、長文になりますので、詳しい経緯にご関心のある方はお読みください。
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小学校建設支援ではこれまで、上位の高額支援者さまのお名前のイニシャル一文字を学校名に入れ、ご支援者さまのお名前は、学校の壁面プレートに刻ませていただいておりました。
ただ、それとは別に、支援してくださった方のお名前を、もう少し違う形でも残せたらという思いが、以前から私の中にありました。
とはいえ、個別のプレートを新たに設けることについては費用もかかるため、現実的には難しさを感じておりました。
そこで、KHJの青木社長にご相談したところ、前職で自衛官として車両に文字を吹き付ける作業に携わっておられたご経験からご提案をいただき、 画用紙を使ってお一人ずつひらがなで切り抜いた型を作り、ラッカーで机に吹き付ける形でお名前を記しました。
この作業については、青木社長のご厚意により、大変ご尽力をいただきました。
お名前の切り抜き作業は、小学校の先生方にもご協力いただきました。
さらに子どもたちが、机にお名前を吹き付ける作業を手伝ってくれました。
慣れない作業にもかかわらず、子どもたちは一生懸命頑張ってくれました。
机に名前が入っていることで、子どもたちの勉強の妨げになるのではないかとご心配される方や、あるいは企業広告のように感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような、さまざまなお気持ちやお考えがあることも承知のうえで、今回このような取り組みをさせていただきました。
本来であれば、事前にご相談すべきところを、私の判断で進めてしまいましたこと、申し訳ありませんでした。


【なぜ、机にお名前を入れたかったのか】
建設した小学校の耐用年数は、40年から50年ほどだと聞いております。
そう考えると、この学校は、お子さんやお孫さんの世代に至るまで、カンボジアの子どもたちに教育の場を提供し続けていくことになります。
学校という場所は、ただ建てて終わりではなく、その後も長い年月にわたって、子どもたちの学びの場として生き続けていくものです。
もしかすると将来、支援者さまご本人や、そのお子さん、お孫さんが、学校を訪問される機会もあるかもしれません。
そのときに、ご自身のお名前、あるいはご両親やご先祖のお名前の痕跡がそこに残っていることは、とても誇らしく、また純粋に嬉しいことなのではないかと思うのです。
また、子どもたちにとっても、この学校を支えてくれた日本の方々の存在を、より身近に感じられることには意味があるように思っています。
今回、アルファベットや漢字ではなく、ひらがなでお名前を入れたのは、作業上の都合もありますが、それ以上に、子どもたちに日本語に親しんでもらえたらという思いもありました。
また、支援者の皆さまのお気持ちに重ねるなら、支援した学校で子どもたちが一生懸命学んでいる姿を、まるで授業参観をするように、近くでそっと見守るような、そんな気持ちになっていただけたらと思いました。
私自身、カンボジアの小学校で使い込まれた机を見ていると、自分の小学生時代の記憶が
自然とよみがえります。
机に落書きをしたり、アイアイ傘を書いたり、彫刻刀で名前を彫ったり、上級生の落書きの跡が残っていたり。
机というのは、そうした子ども時代の時間や思い出が積み重なっていく場所なのだと感じます。
だからこそ今回、支援者さまのお名前を机に入れることには、単なる支援の証という以上に、支援者の方にとっても、子どもたちにとっても、何か記憶に残るものになればという思いがありました。
支援してくださったお気持ちが、子どもたちの日々の学びに寄り添い、応援するように、
そっと支えていくこと。
そして子どもたちもまた、日本からの支援者の方々が応援してくれていることを感じられること。
そんな想いの交流が生まれたら良いなと思い、今回このような取り組みをさせていただきました。
改めまして、この度の貴重なご支援、本当にありがとうございました。
お預かりした寄付金は、一円も無駄にすることなく、今回も100パーセント現地に届けることができました。
こうして目に見える支援として活動を続けていけることを、本当にありがたく思っております。
本当にありがとうございます。



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