top of page

4校目小学校建設支援の建設予定地の報告です(スワイプアエム小学校)

(カンボジア建設支援会社KHJ Constructions Ltd 作成資料です)


住所:カンボジア国コンポンチャム州ストゥントロン郡ドンクダー町オービー村

カンボジアの首都プノンペンから車で約3時間半程度のところにあります。




【学年】

人数 1年 24人

    2年 15人

    3年 13人

    4年 22人

   合計 74人


校舎:木造トタン屋根2教室

クラス:1~4年生まで(本来6年生まで行いたいが、校舎の容量の問題で不可能) 問題:風雨で授業が実質不可能になる(雨音、壁の隙間からの吹き込み、校舎の揺れ) 建前上、5年生以上は8Km離れた学校に通う事になるがかなり難しいです。


隣の小学校への通学は、歩きや自転車では道中に人気が少なく特に女の子は危険で、ある程度裕福な家はバイクを準備し親戚近所と協力して一緒に3-4人乗りで隣の学校へ通います。


バイクを子供の通学に使える家庭は少ないです。先生の感じでは4年生を卒業した内の約3割程度が5年生の転校手続きしているそうです。もちろん6年生を卒業しなければ中学校へ入学できません。 校長先生より 『今は牛小屋みたいな建物で勉強しておりいつ倒れてもおかしくない状況にあります。また建物がたりないため受け入れきれない生徒はほかの学校に行く必要があるのでとても大変です。

3教室の支援をして貰えれば、全部を教室にして、先生らは旧校舎を事務所したいです。 4教室の支援の場合、1部屋を事務所にするか、おそらく次年度から生徒が増えるので教室を半分だけ事務所で使うなど考えています。』




入口がふたつあり、右と左で教室が分かれております。小学校にこれ以外の建物または施設はなく、子供たちと先生は日々この教室で授業を行っています。この小学校は基本二部制でこの学校では午前に1、2年生午後に3,4年生が通っております。



学校の中の様子です。

雨風がしのげるような校舎の作りではないので、雨が酷い日は雨が中に流れて冠水するので授業をすることができず、子供たちは勉強をすることができません。





下の写真中央、一番南(下方向)の建物が小学校です。

その他の建物はお寺とお坊さんの家です。


グーグルマップリンク



【動画】


●子供たちにそれぞれ名前を言ってもらいました。









4年生から順番に1年生です。体の大きさにバラつきがあるのは、家庭や学校の都合で、小学校入学が遅れたりするする子供が多いです。時々早く入学する子供もいます。兄弟で上の子が入学すると下の子の世話をする人がいない為、下の子も一緒に入学させてしまいます。田舎の人々は教育に対する理解が足らないと言われておりましたが、たとえ入学が大幅に遅れてでも小学校に通うという事はとても考えが進歩していると感じました。

●先生達から自己紹介とメッセージ









●校舎の様子









●子供たちと村の家の様子1









家にいた子供たちにインタビューをしていますが、年齢と学年、体格が不相応に見えました。体格は貧しい家庭なので栄養が足らず体が大きくならなかったものと思われます。

貧しい地域では珍しくない状況です。

●子供たちと村の家の様子2(上の動画の続きの場所からになります。)








以上で報告を終わります。


閲覧数:16回0件のコメント
bottom of page