---【内容】------------------------------
■1.小学校建設ご支援状況
■2.建設予定地の報告書、動画など
■3.建設地に選ぶ理由
・現状
・建設により改善できること
・立地(視察の利便性)
・落成式について
■4. 小学校支援者様への視察のご案内
■5.最後に
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■1.カンボジア小学校建設(4校目)
2022年1月15日現在、456万9816円のご支援を頂いております。
(500万円で4教室の小学校を建設することができます)
おかげさまで、4校目の小学校建設まで、残り43万184円となりました。
通常は建設費用が全額集まってから学校建設の準備に入りますが、今回はKHJのシンホン社長(カンボジアの建設会社の社長)からのご提案もあり、見切り発車的に建設を進めることになりました。
建設予定地の報告が届きましたので、ご連絡させて頂きます。
■2.建設予定地の報告書
(こちらの記事にてご確認ください)
■3.建設地に選ぶ理由
【現状】
〇現在の校舎は雨風もしのげず、いつ校舎が倒れてもおかしくない状態。
〇雨期になると校舎が冠水し、勉強できなくなる。
〇2教室しかないため、1年生~4年生までしか収容できない。
〇5年生になるには、隣村の小学校に転校が必要。
・隣村の小学校まで約8キロ。道中人気も少なく、徒歩や自転車通学での危険が伴う。
・5年生の転校率は3割程度(7割は4年生の教育にて終了)
〇家庭や学校の都合で、入学できない、入学が遅れる子供も多い。
(その他)
〇別団体の支援により校舎建設予定だったが、コロナの影響で立ち消えになる。
【小学校建設により改善できること】
〇1年生~6年生まで収容できるようになる。
〇雨期にも授業を受けられるようになる。
〇小学校を卒業できることで、中学校への進学率が上がる。
〇家の事情で学校に通えない子供を減らすことができる。
〇進学率が上がることで、村の人口が増える。
〇就業率も上がり、村全体が活性化・発展が期待できる。
【視察・訪問の利便性】
〇プノンペンから比較的近距離で訪問しやすい(車で片道3時間半)
〇2校目MAT小学校、3校目ABT小学校への経路にある。
以上の内容を踏まえた上で、4校目の建設地として準備を進めるよう検討しています。
冒頭にもお伝えしましたが、今回は、支援金が不足した状態での見切り発車的な建設になります。
KHJのシンホン社長から不足分の後払いをご提案頂けたこともありますが、貴重な支援を、少しでも早く現地に届け、学校にすることが、関係するすべての人にとって、最善だと感じています。
現在集まっている寄付金を送金し、1月下旬より、建設を進めたいと考えています。
順調にゆけば、5月末~6月頃完成となります。
【落成式について】
小学校が完成しましたら、落成式・小学校視察ツアーを企画したいと思います。
コロナの影響がありますので、開催時期については未定です。
渡航に支障がない状況であれば、8月頃を検討しています。
■4.小学校支援者への渡航のご案内
(こちらよりご確認ください)
KHJより小学校建設にご支援頂いた方への渡航案内資料が届いております。
落成式以外でも、ご支援頂きました小学校へお一人様、ご家族、お仲間と、
ご都合の良い時期・タイミングで、ご訪問いただくことができるようになりました。
通訳が同行しますので、小学校の子供達や村の人達と交流できます。
KHJはカンボジア国内の旅行業務(ホテル予約・ガイド派遣等)も行っており、
カンボジア支援者には、割引きや特典を設けています。
支援の窓口としても、私個人としても、一人でも多くの方に、ご訪問頂きたい、
学校を見て頂きたい、子供達と交流して頂きたいと思っております。
■5.最後に
学校の耐用年数は約50年と聞いております。
今小学校に通う子供達の孫の世代まで、これからもたくさんの子供達が、ご支援頂いた学校に通うことができます。
10年前に建設したYEB小学校の卒業生の中には、すでに社会人として働いている生徒がいると思うと、子供達の可能性を拡げ、未来を応援できる、本当に価値のある支援だと感じています。
ご支援下さり、共に活動して下さり、応援して下さり、本当にありがとうございます。
これからも、お預かりした寄付を1円の無駄もなく、有効に活用できるように、現地に届けます。
そして、可能な限り「目に見える支援」を続けてゆきます。
今後の進捗については、引き続き、メールやHPにて、随時報告をさせて頂きます。
これからもよろしくお願いいたします。
バランスコミュニケーション
江見佐智恵
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